自然と調和した農・食・アート☆クルックフィールズ滞在
いつかの満月の頃に🌝
千葉県の木更津にあるクルックフィールズを訪れました。
広大な敷地の中に畑や牧場
みんなで遊べる広場やアート
さらに宿泊施設ができたということで
エシカルサポーターズとしてご一緒しました。
到着後は早速、敷地内のツアーに参加して
敷地内を見て回ったり
夕食に使われるお野菜を収穫。
ファームと一口に言っても色々あり
オーガニックのお野菜や
ハーブなどのエディブルガーデンなど
しっかり回ると1時間以上！かかります。
ガーデンエリアにあったこちらはバグホテル。
初めて知りましたが、益虫が冬を越すことが出来、
それによって益虫と害虫のバランスが維持される。
こうして虫がいられる場所があることで、
お野菜にも虫がつきにくくなるでしょうし
面白い取り組みですね。
『さまよう』がテーマのお散歩コースに
こちらはオブジェかと思いきや
中に入ることができます。
可愛い世界観で
行ったらぜひ中に入ってみてください🎵
眩しい鏡のボックスは、時間限定で中に入れます。
動物っぽい形のアスレチック
竹で出来た巨大ブランコは
子供に人気だろうな〜と思っていたら
大人にも大人気でした。
小さいけれどこちらは橋で
下には水が流れています。
この水循環が素晴らしく
排水をこの施設内を通る過程で少しずつ綺麗にして
ビオトープには様々な生き物がいたり
途中の水路にはクレソンが育っていました。
斜面にはソーラーパネル
物質もエネルギーもこの場所を中心に循環していて
ここまで出来るんだ！と勇気をもらいました。
敷地内には、わずかに音楽が流れていて
ふと見るとBOSEのスピーカーがありました。
聞けば音楽家の小林武史さんが
音楽活動で得た収益を
単にどこかに寄付するのではなく
自分たちで未来のためになる場所を作りたいと
この場所を立ち上げたのだそう。
立ち上げた後も、スタッフ任せにするのではなく
ご自身もしっかり運営に関わられているようで
素晴らしいですね。
日本にクルックフィールズがあって良かったですし
この場所がお手本になっていくのだろうなと思いました。
お部屋にはシンボルツリーの名前がついていて
こちらはquince。
調べるとマルメロ、カリン、と出てきますが
どの木のことだったのだろう？
お部屋はミナペルホネンの可愛い世界。
（いつも言えなくて調べる名前）
この近くにある「くるり」という地域が湧き水が豊富で、
軟水よりでコーヒーに合う水だと教えていただき
ひと休憩はコーヒーで。
おしゃれなコーヒーミルとドリッパー
使い方あっている？
夕陽が沈む頃にディナーへ。
子どもたちがいたり、自分で作りたい場合は
キッチンを使うことも出来ます。
カトラリーレストになっているのは
なんと黒文字！粋ですね〜
お野菜の皮（確か玉ねぎだったかな？）のお出汁。
体に染み渡る美味しさでした。
この上に載せているお花は
エディブルガーデンで収穫したもの。
食卓に自分で収穫したものが上がるって嬉しいですね。
モッツァレラチーズも敷地内のファームからテーブルへ！
すごいことです。
他にも一品ずつ、このファーム内のものを中心に
そこに込められた思いを聞きながら味わう時間
どんな高級レストランより贅沢でした。
この日は見事な満月で
夜の時間は宿泊者の貸切となる図書館へ。
本棚から思い思いに本を選び
こういう半個室？に篭るのも良し。
みんなでどんな本が気になった？
をシェアし合うのも楽しい時間でした。
自然と調和した癒しの滞在。
あまり遅くまでアクティブにならず
早めに寝ましょうとお風呂へ。
デフォルトで本を置く台が設置されていて
ここで読んでねということかなと
開いたページには明言が。
『モモ』はどのページを開いても明言があるのだけど
光を見るためには目があり
音を聞くためには耳があるのとおなじに
人間には時間を感じ取るために心というものがある。
もしその心が時間を感じ取らないような時には
その時間はないもおなじだ。
時間があるかどうかは、私たちにかかっている。
その通りだなあと。
朝焼けの時間は鳥たちの声が賑やかでした。
これはフェイジョアだったかな？
白い花びらの部分は食べられました！
エレナさんとエシカルサポーターズで☺️
自然と調和して生きていくということを実感出来る
クルックフィールズでの滞在。
子供の頃からこういう場所での経験を積めたら最高だし
大人になった方で自然はちょっと苦手・・
というシティガールやシティボーイにもおすすめです❤️