動物いない?動物園

先日横浜のズーラシアに行ってきました。

お目当てはこちらのチンパンジーの森。



ですが、どこに何がいるのか見えません。



別側からチャレンジします。

まだ遠いですね。


ズームをすると

ようやく木の上の方にいるのを見つけました。


その場にいた子ども大人も揃って

チンパンジーどこ?と探している様子が

何だか微笑ましかったです。



こんなふうに動物が中々見つからないのは

動物が本来の行動を取れるよう

生息環境を再現しようという配慮から。


動物の行動の選択肢を増やし

適切な行動や能力を引き出すこと。


動物園にいたら

飼育員さんが餌を運んできてくれますが

自分たちで木登り・採取するのが本来の姿。


それが出来るよう配慮した環境を用意しよう

というのが環境エンリッチメントの取り組みです。



園内の通路にも様々な展示があり

チンパンジーのベッドについての説明も。


いかに動物を間近に見られるか?

をウリにするところもありますが


動物園の役割は

ただ動物を展示物として扱うのではない。


この地球に存在するさまざまな動物を理解し

それを人間と動物の関わりの中に生かそう


そんな意識を持って活動されている方々がいて

その生息環境展示を手がけられているのが

動物園革命という本の著者、

若生謙二(わこうけんじ)さん。


若生さんが手がけた動物園は

ここズーラシア以外にも全国にあるので

別の場所も訪れてみたいですし


本も斜め読みになっているので

きちんと読み直したいと思いました。


参考